Visual COBOL/Enterprise Developer 3.0 Patch Update 12 の障害改修

注: 製品の更新は、不定期更新のバージョン番号が更新されるメジャーリリースと、それをベースとするお客様案件の改修用の更新(一部内部検出の更新も含まれる)があり、この改修用の更新を Patch Update と呼びます。

最新リリースの Patch Update には過去の Patch Update のすべての改修が含まれています。

バージョン 3.0 の Patch Update 12 の障害改修

このページは、バージョン 3.0 の Patch Update 12 の障害改修を記載するものです。

Patch Update のインストール方法は、 Visual COBOL/Enterprise Developer Patch Update のインストール方法 に記載されている内容をご参照ください。

バージョン 3.0 の Patch Update 12 の障害改修は次の通りです。

Visual COBOL 製品

#24710
COPY SUFFIXING または COPY PREFIXING 構文で、データ項目名の定義で半角カタカナを42文字以上使用していると、コンパイル時に該当のデータ項目の未定義エラーになる不具合の改修。

Enterprise Developer 製品

#24504
Enterprise Server 上の JCL での実行で、DSNUTILB のエイリアス SQLUTB の VIEW のアンロード時に処理は正常終了しているにもかかわらず、 TABLESPACE に関するエラー Error in fetching tablespace が表示される不具合の改修。
#24612
Enterprise Server 上で実行される CICS プログラムが CHARSET(ASCII) でコンパイルされている場合、RECEIVE INTO 文で取得したエリアを後続の RECEIVE MAP 文の FROM 句で指定する形式のマップ入力で、端末から送られるフィールド値が ASCII 変換されずに EBCDIC のままになってしまう不具合の改修。
#24612
Enterprise Server 上で実行される CICS プログラムが CHARSET(ASCII) でコンパイルされている場合、RECEIVE INTO 文で取得したエリアを後続の RECEIVE MAP 文の FROM 句で指定する形式のマップ入力で、端末から送られるフィールド値が [Delete] キーの押下げで @ になる不具合の改修。
#24632
CICS アプリケーションで、プリンタ端末を切断するため、「EXEC CICS SET TERMINAL(EIBTRMID) RELEASED END-EXEC」を実行するとアベンドする不具合の改修。
#24642
Enterprise Server 上で実行される CICS プログラムにおいて、CICS WRITE OPERATOR で指定された文字列に %s や %d が含まれていると、コンソールデーモン (cascd64) が syslog の書き込みで printf 関数が実行される際に、これらの文字列を同関数の変換指定子と認識してしまい、異常終了する不具合の改修。
#24653
Enterprise Server において JCL の実行時に console.log に出力される MVSER0995U エラーのメッセージに、ファイル状態コードを含める改修。
#24687
Enterprise Server 上で JCL で mfsort を実行する場合に、PARM='SORT-EBCDIC' を指定して SORT-EBCDIC をサポートする改修。
#24708
CICS アプリケーションで、使用していない端末定義に対する SET TERMINAL 文の OUTSERVICE オプションの実行で、ディスプレイ端末、プリンタ端末共に TERMIDERR になる不具合の改修。
#24710
COPY SUFFIXING または COPY PREFIXING 構文で、データ項目名の定義で半角カタカナを42文字以上使用していると、コンパイル時に該当のデータ項目の未定義エラーになる不具合の改修。
#NA
CICS の SET TERMINAL で オプション PURGETYPE(PURGE/FORCEPURGE/KILL) TERMSTATUS(RELEASED) を実装する改修。

バージョン 3.0 Patch Update 7 以降の重要な変更 - Visual COBOL 製品 / Enterprise Developer 製品共通

Enterprise Server

Enterprise Server の ESMAC の MQ ページは、新しいセキュリティ リソース MQL によって制御されるようになりました。 これにより、ユーザー アクセスの制限または許可が可能になります。

'MQL*' は新しいリソースで、'PCT*' や 'XAT*' などの既存リソースと同様に、MFESMAC 配下に追加する必要があります。

以下は、LDAP リポジトリのエクスポート例です:

******************************
# Sample security definitions for ESMAC MQ Listeners/Writers pages
#######################
###### MQL* ##
#######################
dn: CN=MQL*,CN=MFESMAC,CN=Enterprise Server Resources,CN=Micro
Focus,CN=Program Data,DC=X
changetype: add
cn: MQL*
objectClass: microfocus-MFDS-Resource
microfocus-MFDS-Resource-Class: MFESMAC
microfocus-MFDS-Resource-ACE: allow:SYSADM group:alter
microfocus-MFDS-Resource-ACE: deny:*:execute
microfocus-MFDS-UID: mfuid
#description: Allow full access any ESMAC MQ Listeners/Writers Screen
******************************

バージョン 3.0 の以前の Patch Update の障害改修

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